どっちが元祖? 世田谷区・豪徳寺へ

私たちTokyo Backstreets Bike Tourでは、浅草の今戸神社へ寄るコースがいくつかあります。

今戸神社は、恋愛成就のパワースポットとして有名で、その恋愛運を引き寄せる「招き猫」の元祖だとされています。が、東京には、もうひとつ、”元祖・招き猫”があるのです。

それが、世田谷区の豪徳寺。

場所は、世田谷線の宮の坂駅の近く。世田谷線には、小田急線との乗換駅でもある豪徳寺駅がありますが、お寺は、一つ三軒茶屋駅寄りの宮の坂駅のほうにあります。

以前から行ってみたかったこともあり、最近入手したBMWのフォールディングバイクで行ってみました。

豪徳寺は曹洞宗のお寺で、山門はかなり立派。

今戸神社はお寺ではないので、山門はありませんが(笑)、外観はかなり水をあけられた感じです。

紅葉はまだもうちょっとですが、しっとりとして、落ち着ける境内です。

三重塔のまわりの紅葉も、もう一息といったところ。

豪徳寺の招き猫のコーナーは、こちらでした。

この猫像に、なぜ豪徳寺が招き猫発祥の地なのか、説明書きがあります。

もともと貧しかった豪徳寺に、ある日、武士の一行が訪問。「門前にいた猫が手招きしていたので、入ってみた」、というので、僧侶が茶などをふるまっていると、そこに豪雨が! 武士たちは驚いたり喜んだりで、「よし! この寺を我が家の菩提寺にする!」と即決し、田畑もあげちゃった。その武士のリーダーが、なんと彦根藩の井伊直孝。そう、桜田門外の変で暗殺された、あの井伊直弼の祖先にあたる人です。それからというもの、井伊家の菩提寺ということで参拝客も増え、お寺は立派になったとさ。

ざっくり説明すると(笑)、こんな感じでしょうか。それで、福を呼んだ猫が、招き猫となったというわけです。

事の真偽はさておき、豪徳寺には無数ともいえる招き猫の人形が奉納されています。

絵馬を見ると、開運招福とあるので、商売繁盛などがご利益のよう。今戸神社のような、恋愛成就はありません。

豪徳寺に富をもたらした井伊直孝の墓所。

世田谷線沿線は、プチポタリングにもよいエリアです。私は、帰りに、地元の喫茶店でコーヒーをいただいて帰りました。

我が家の猫も、福を呼んでくれないかなぁ~(笑)。